自己管理能力

先延ばし癖が治らない!仕事で先延ばしする頭の構造と私たちができる2つのこと

はじめに

皆さんは、仕事ややるべきことに取り組む時に、必要なことを先延ばしにするタイプですか、それとも、計画を立てて早く取り組むタイプですか?

この話題と言えば、ティム・アーバンさん(Tim Urban)なのですがご存じでしょうか?世界的に著名なブロガーで、「Wait but Why」というブログを運営しています。とにかく長文ですがイラストを含めて中身が面白いです。TEDでの講演「先延ばし魔の頭の中はどうなっているのか」では、再生回数が約6,500万回で総合3位(2023年1月4日時点)というすさまじい記録も残しています。TEDとは、Technology Entertainment Designの略で、世界中の著名人によるさまざまな講演会を開催・配信している非営利団体です。マイクロソフトの創業者のひとりであるビル・ゲイツさんやアップルの生みの親であるスティーブ・ジョブズさんも登壇したことある著名な講演会です。

「先延ばし魔の頭の中はどうなっているか」の中では、仕事ややるべきことを先延ばしする頭の構造を紐解き、時間切れになってしまう前に、皆さんが本当に先延ばししているものが何なのかについて講演しています。真面目な話をしているようで、ツボにはまってしまうほど面白いので、是非、ティム・アーバンさんのTED動画も見ていただければ嬉しいです。It did not happen!のくだりが最高です(英語が苦手な方は、英語音声の日本語字幕で閲覧されることをお勧めします)。

本記事では、先延ばしする頭の構造と私たちができる2つのことについて解説していきます。今回の記事は息抜きできる内容ですが、重要なエッセンスが多く含まれています。是非、最後まで読んでいただければと思います。

先延ばしする頭の構造

ティム・アーバンさんは、ご自身が論文・宿題・TEDの講演準備まで!?先延ばしをしてしまい、期限間際になるまで始めない癖について、頭の構造を解き明かしました。それがこれです。画像はオリジナルブログ「Wait but Why」から引用します。

え!?これがTEDの講演でも登場しています。ティム・アーバンさんを含む先延ばしをしてしまう人の脳の中には、3人の登場人物がいます。

  1. 理性的な意思決定者(Rational Decision-Maker) 理性的に舵を取れる人です。
  2. すぐに得られる喜びを追究するサル(Instant Gratification Money) そして…
  3. パニック・モンスター(Panic Monster) です。

理性的な人の頭の中には、①理性的な意思決定者しかいないので、先延ばしにせずに物事を進めることができます。でも先延ばしにする人にいる②サルは、理性的な意思決定者の舵を奪い取って、期限があるにも関わらず遊んでしまいます。

普段は眠っているのですが、期限が近づいたり、皆さんの前で恥をかきそうになったりと、追い詰められた時に騒ぎ出すのが、そうです、③パニック・モンスターです。そして騒ぎ出したパニック・モンスターにおびえたサルはどこかに逃げ去ってしまい、①理性的な意思決定者が再び舵を取り戻し何とかなるというものです。

先延ばしの問題点

仕事の締め切りや納期などの課題に期限があれば、いずれパニック・モンスターが現れて騒いでくれるので、決して良いとは言えませんが、なんだかんだいって課題を解決することができます。

でも、「仕事で成功する」や「健康を保ち長く働く」、「楽しい職場環境にする」など、締め切りがあいまいだったり、今しなくても問題が顕在化せず、長期的な視点からみれば時間があると考えてしまいがちな課題の場合には、先延ばしをしてしまう場合が多くなります。なぜでしょうか?それは、パニック・モンスターが現れて騒いでくれないからです。だから、サルに頭の中を乗っ取られてしまい、すぐに得られる喜びを追究してしまいます。

仕事で私たちにできること

それでは、私たちにできることは何なのでしょうか。ここでは、2つあげたいと思います。

  1. 人生の残り時間を見える化し意識する
  2. 大きな目標や夢に向かって小さな一歩を踏み出す

①人生の残り時間を見える化し意識する

ティム・アーバンさんのTED動画では、「ライフカレンダー」と呼ばれるものを提示しています。人生(TEDでは90年)を1週間単位のボックス(透明)を並べて、これまで生きた期間を塗りつぶすと、皆さんの残りの人生の時間を見える化することができ、更に、残りのボックスは数えることができるレベルでしか残されていません。そうすることで、人生の期限を意識することにつながり、何に取り組むべきかを考えるきっかけになります。

②大きな目標や夢に向かって小さな一歩を踏み出す

大きな目標や夢を持ちましょう。そしてここからが大事です。その目標や夢に向かって、大きなことをする必要はありません。達成のための小さい一歩を踏み出し始めてみましょう。小さな一歩なら、成果が出ることを実感できるので、成果を積み重ねていくことができます。

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