自己管理能力

仕事で限界を感じたときのもうひと頑張りが未来を変える

はじめに

皆さんは仕事をしていて、がんばっても能力不足と感じたり「あ~もうこれ以上できない!」「もう限界だ!」「もう無理!」と感じた時にどうしていますか?もうひと踏ん張りして更に上を目指していますか?それとも諦めてしまいますか?職種や仕事の性質にもよるかもしれませんが、他者や他社との競争が激しい環境であったり、皆さんの人生において重大な局面であったりした時には、このひと頑張りがとても重要になります。

でも、このような状況下でもうひと頑張りするためには、何が必要でしょうか?その時が来たら、いきなり力を発揮できますか?おそらくできないと思います。

それでは頑張って力を発揮できる人、他の人と違いを作れる人はどのような人でしょうか?以下に解説していきます。

ひと頑張りの継続と積み重ね

それは、そのひと頑張りを当たり前のように継続してきた人です。

プロスポーツ選手の例

プロスポーツ選手を例にとると、日々の練習や試合が厳しくても、全体での練習や試合が終わったあとに、肉体が限界にも関わらす、個別の練習をしている選手が多くいます。著者が好きなバスケットボールであれば、この疲れ果てた状況下でシュートの練習やウェイトトレーニングをしています。しかも毎日のように。この積み重ねがあるからこそ、重大な局面で、練習通りのことをして結果を残すことができるのです。

プロスポーツ選手の例を仕事に置き換えてみる

仕事でも同じです。膨大な仕事をこなさなければならないときに、「あ~こんなにもたくさんの仕事をこなすことなんてできない!まぁそこそこでごまかそう。」なんて思うことはよくありますよね。でも、これで本当に顧客の満足を得られるのでしょうか、顧客は皆さんからサービスをこの先も継続して受けたいと思うのでしょうか。もし、このような状況下でも、あと少し、より良くできれば、顧客の満足がえられる、その先にに社会に貢献できる、自分自身の成長にもつながると考えられることってあると思います。筆者自身も同じです。ここで、限界を感じたときのもうひと踏ん張りを常日頃からすることが重要です。このひと踏ん張りを続けることで、本当に重大な局面で、練習通りのことをして結果を残すことができます。スポーツの場合と全く同じですね。

この「ひと頑張りを続けてきた人」と「ひと頑張りをしないで努力を先延ばしにしてきた人」ここに差ができるのは当然ですね。

多くの人は、「頑張りすぎても意味がない」という言葉を、頑張らないことの言い訳にしてしまいます。なので、皆さんの内に秘めた能力を最大限引き出すことができないのです。

仕事で限界を感じた時のひと頑張りをするためにできること

あまり難しく考える必要はありません。最初は、その頑張りの一歩を小さくすることが効果的です。何でもよいのです。例えば、限界からあと1時間(15分でも)頑張ってみて、その頑張りをしたことでできたことを振り返ってみると良いでしょう。それを継続しながら、ひと頑張りを少しずつ増やしていくと、気づいたときには、重大な局面でしっかりと頑張って成果をあげられていると思います。仕事の結果や成果は、必ず練習に基づくものであり、長期的な視点からみれば、それ以上にも、それ以下にもなりません。練習が全てです。

本記事は、水野敬也さんの「夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神」と本多静六博士「人生計画の立て方」を参考にしています。本サイト内に関連記事「仕事で楽しく成果をあげるための心構え5選」もありますので是非、ご参考にしていただければ嬉しいです。

また、本記事の内容は、ハラスメントのある職場環境下での状況は対象から除きますので誤解のなきようお願い申し上げます。

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