仕事前向き

仕事で受け身の人は要注意!仕事を他人にさせられるのではなく主体的にするメリットと具体的な4つの行動

はじめに

皆さんは「仕事を自分自身が中心となり主体性をもって取り組んでいますか?」と質問されたときにどのように答えることができますか?「もちろん主体性をもって取り組んでいます。」「上司に相談しながらも自らで考えて積極的に提案し、主体的に取り組んでいます。」「将来、会社(や職員)を引っ張っていく立場になる前提で、日々高い意識をもって主体的に取り組んでいます。」こんな意見を聞くことができる職員ばかりであれば、その会社は今も未来も発展していくことでしょう。

でも現実は、上司などに対して「どうすればよいのか具体的な指示をください。」「答えを教えてください。」「判断をお願います。」「私の仕事はここまです。あとはよろしくお願いします。」とこんなことを言っている人はいませんか?実際には、一定数はこのような考え方をしている人がいるのではないでしょうか。

本記事では、仕事を他人にさせられる(上司などの人任せにする)ということはどのようなものなのか現実を提示します。その上で、仕事を他人にさせられるのではなく、主体的にするメリット・デメリットを整理し、具体的にできる4つの行動について解説していきます。

仕事を他人にさせられるということの現実

自分自身が責任を負う必要がなくリスクが低い方法であると考える人もいるかもしれません。でも、これって、皆さん自身が皆さん自身の時間をコントロールするという観点からどのような意味を持つのでしょうか。

皆さんの仕事は、顧客を相手にして行っているの場合がほとんどだと思います。公務員であっても顧客はエンドユーザーとなる地域住民であったり国民だったりします。それに対して、上司や先輩にとって、上司や先輩の指示や答えを仰ぐ人は、どのような扱いを受けるのでしょうか。

大きな点では、仕事に主体的に取り組めない人は、出世することができません。出世しなくてもよいと考える人や、友人や家庭、趣味に使う時間が一番大事だという方もいるでしょう。それ自体は全く問題ありません。でも、仕事を主体的に取り組めない人は、皆さん自身が大切にするものを失うリスクを高める行動を自ら率先しているのです。

①会社から大切にされない

残念ながら指示待ち人間や責任感のない職員は会社からは大切にされません。考えてみれば当たり前です。では、会社から大切にされないとはどのような状況になるのでしょうか。高い評価を受ける理由がないので給料は上がらない。何か早急な対応が必要であったり、会社のミスなどの対処が必要であったり、皆さんに好まれない仕事が生じたときに、既存の組織で主体的に行動できない人は、非代替性が低いといえます。他の職員でも皆さんの仕事を交代することができます。そのような時に、付加価値がなく大変な仕事の際に、その対応を指示される筆頭候補はみなさんです。なぜなら、代替性が高ければ、会社は退社リスクを取ってでも、皆さんに大変な仕事を任せればよいのです。ある意味、捨て駒のような扱いを受けてしまいます。

②出世できなければ後輩に主導権を握られる環境を強いられる

主体的に取り組まないということは、給料が上がらないだけでなく、出世することができません。では、皆さんの組織に、出世したくて主体的に行動し成果を上げ続ける後輩職員がいたとします。その貪欲さが会社に評価され、出世することもあり、先輩だったはずの皆さんの上司になります。その後輩の人格が優れてたり、人間味があったりすれば、それほど問題にならないかもしれません。でも、その後輩が、皆さんが主体的に行動しないことに不満をもっていたり、他人の成果を奪い自分の利益にするよなテイカーであったとしたら、何が起きるのでしょうか。皆さんは、その後輩に不当だったり膨大だったりする仕事を押し付けられることになります。断れば評価が著しく下がり、がんばっても時間を自分自身でコントロールすることもできず、成果は後輩上司にとられて、言われるがままにこき使われるといったことにもなりかねません。

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③リストラの際の筆頭候補になる

非代替性が低いということは、年齢を重ねれば重ねるほど、リストの際の対象になるリスクが高まり、気づいたときにはリストらの筆頭候補になっています。公務員は安泰だと思っていたら大間違いです。今後の少子高齢化がまったなしという状況の中で、中途採用も増やし続けている自治体などは、この先どうなるのでしょうか。更に、AIや自動化も進んでいきます。もしかしたら、外国人労働者や移住者を増やす政策が決定されるかもしれません。国民や住民から公務員の財政縮小や人員削減の圧力が高まる可能性を排除するには、厳しすぎる環境に置かれていると思います。

その時に、皆さんは本当に会社にとって必要な人材であることを、エビデンスをもって示せるのでしょうか。示せないのであれば、リストラの筆頭候補になるということを認識しておくことが、リスク管理上も重要であることは間違いないと思います。

仕事を主体的にするメリット・デメリット

①仕事を主体的にするメリット

仕事を主体的にすることで、ビジネスパーソンとしての経験値は高まります。それは、実績としても目に見える成果となり、人的資本としての皆さんの付加価値が高まることにほかなりません。先述の通り、後輩が上司になることもなく、リストラのリスクも低下します。

②仕事を主体的にするデメリット

もちろんデメリットもあります。仕事に主体的に取り組むということは、主体的に取り組まない場合よりも、短期的には時間をかける必要が生じます。それに伴い、物理的に家族や友人、趣味などに使う時間も減ります。今ある時間は多くの割合で仕事に費やすことが必要になり、他の時間とのトレードオフになることを認識することが重要です。

では、中長期的にはどうでしょうか。主体的に取り組めば取り組むほど、努力を続ければ続けるほど、皆さんの付加価値は高まります。短期の目線で考えるか、中長期の目線で考えるかで、デメリットの性質は変わってきます。

仕事を主体的にするために具体的にできる4つの行動

①意思決定を自分自身で考えて判断する

よく主体的に行動できない人は、判断を安直に他人に任せてしまします。仕事であれば、上司や先輩に対して任せてしまいます。他人に任せてしまう経験を蓄積することと、意思決定を自分自身で考えて判断していく経験を蓄積することと、どちらが中長期的に重要であるかは、普通に考えればすぐに分かります。上司や先輩に相談することは全く問題ではなく、むしろ必要なプロセスです。でもそこでは、判断を求めるのではなく、皆さん自身が考えて導きだした結論をしっかりと根拠をもって提案する、それを継続していくことが大切です。

②自分自身の価値観を磨き上げる

皆さん自身の価値観を磨き上げてください。仕事における主体性についても同じです。皆さん自身が何をしたいのかを明確にすることが大切です。もし、それが家族や友人、趣味に費やす時間を確保することだったとしましょう。その場合においても、今の短期的な時間の確保が重要なのか、中長期的な時間から時間を確保していくことを目指すのか、これだけでも取り組むべきアプローチは大きく変わります。

③自分で一所懸命学んで自分で試す

価値観を磨き上げるためには、知識が必要です。自分目線ではなく、目指すべきものに対する他者の書籍や偉人達の考え方を学ぶ必要があるでしょう。知識を授かることに対しても、他人任せではなく、皆さん自身で一所懸命学ぶことが重要です。そして、学んだことを皆さん自身で試していくことが更に重要です。

④失敗しながら行動する

学んだことを試していくと、必ず失敗することになります。でも、失敗は成功へのプロセスです。皆さんも多くの成功者を知っていると思いますが、ほぼ全ての人は成功と同じくらい(またはそれ以上)の失敗をしています。

真剣に真摯に取り組んでいる限り、致命傷になるような失敗はほとんどありません。致命傷であったとしても、リカバリーすることができ、更に飛躍することもできます。

失敗は恐れるものではなく、学びのための重要な機会です。このマインドセットを転換できると、皆さん自身の認識や考え方は大きく良い方向に変わることになります。

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