仕事前向き

仕事ができるようになりたい人必見!人の模倣(マネ)をすることが重要な理由と具体的な行動

1. はじめに

「仕事でちゃんと模倣(マネ)していますか?」こんな質問を受けたら皆さんの中には「?」がつく方もいるかもしれません。「とにかくマネが好きです」「マネしないと落ち着きません」なんて人がいたら、きっと仕事では成功しているのではないでしょうか。

本記事では、仕事ができるようになりたい人に向けて、仕事ができる人になるためには、他人のマネをすることが重要な理由について示した上で、マネをして仕事ができるようになるための具体的な行動について解説していきたいと思います。

2. 解説

2.1 人の模倣をすることが重要な理由

①仕事は人に満足していただけるサービスを提供してその対価としてお金をいただくものであり成功につながる

実は、私たちは、自分に対してサービスをすることばかり考えています。自分のエゴや欲を満たすことを中心に考えています。仕事で言えば、例えば「自分は残業したくない」「自分は楽をしたい」「自分は責任を持つ仕事をしたくない」「自分は安定した給料さえもらえればよい」などでしょうか。

この考え方は、仕事ではなく、皆さん自身の仕事以外の生活であればそれでも良いかもしれません。でも、仕事は基本的には、人に対して満足するサービスを提供して、その対価としてお金をいただいているのです。これは、事業者や民間企業だけではなく、公務員でもNPOやNGOでも同じです。公務員では、地域住民のため自治体のため国のため、一所懸命国民が豊になるためのサービスを提供して、その対価が支払われる元金が公務員の場合は税金なのです。NPOやNGOも非営利団体だったりしますが、組織を運営していくためには資金が必要であり、その活動の意義や期待値、具体的な行動や成果、すなわちサービスに対して、賛同者などが資金を提供して下さるのです。

でも、「自分は〇〇したい」「自分は〇〇したくない」と考えている人は、そもそも見ているものが違います。一人でも多くの方が、もっともっと他の人にサービスを提供することを考えて、そのことを皆さん自身の喜びにできれば、皆さんの満足度が増すだけではなく、サービスを受けた人の満足度も増し、まさにウィンウィンの関係になるのです。

「人の欲を満たすこと=自分の欲を満たすこと」この方程式が身についたら、あとは自然と成功してしまうのです。

②仕事の成功とマネの関係

人のよい所を見つけて褒めることは重要です。多くの方は褒められたらうれしいのです。でも、皆さんはそれだけでは足りません。人のよい所を見つけたら褒めるのも大事ですが、それと同時にそのよいところを盗んでマネすることが大事です。

私たちは本当に人のマネをするのが下手なのです。プライドがそうさせるのでしょうか。でも、成功している人を見ると分かるのですが、その多くの人は、実は人のコピー(マネ)をするのがものすごくうまいのです。

成功するために一番効率がよい方法とはコピーなのです。
「すべての創造は何かの模倣だ」「すべての創造は模倣から出発する」こういった類の言葉、皆さんも聞いたことありますよね。

池田満寿夫『模倣と創造 : 偏見のなかの日本現代美術』では、「すべての創造は模倣から出発する。そして創造が真の意味の創造であるためには、その創造のための模倣が、創造的模倣でなければならない。もっと簡単に説明すれば、芸術家の盗み方に創造の秘訣、あるいは独創性が隠されているのである。」とあります。

でも、私たちはそのような言葉を知っているのにも関わらず、びっくりするほどマネをしないのです。「あからさまにマネをするのはちょっとどうかと」「恥ずかしかったり、気後れしたりします」こんな言葉を聞くことになるでしょう。

これは、自分中心で自分にベクトルが向いているという典型的な状態なのです。創造(この文脈では成果や成功)につながるにも関わらず、なぜマネをすることに躊躇するのでしょうか。なぜマネが恥ずかしいのでしょうか。これは、皆さん自身の勝手なプライドなのです。

大事なことは、「何のためにマネをするのか」「何のために模倣をするのか」ということを考えることが重要なのです。

成果や成功は、自分自身のためでもありますが、同時に顧客のためでもあり、マネをするのは、顧客を満足させるためなのです。人に満足していただくという目的に照準が合っていたら、人のマネをすることに恥ずかしさなんて感じている暇はないはずです。一番大切なことは、皆さん自身が早く成長して、早く技術を覚えて、より多くの人をもっと喜ばせたいという思い、それが何より大事なのです。

ただし、好き勝手に何でもマネしてよいということではないケースがあります。例えば同業者のしていることをマネさせてもらうのであれば、それなりの筋を通す必要があります。

2.2 マネを実践するための具体的な行動

①合う人の長所を見つけて盗み自分のものにする

一番具体的な行動をしやすいのは、皆さん自身と価値観が合う人、尊敬する人、周りで仕事ができる人の長所を見つけて盗むことです。そのために必要なことは相手に対してアンテナを高く張り、長所を逃さずしっかりと理解することが重要です。

そして良いと思ったことをリスト化できると更によく、その中から、効果は大きくなくても、取り組みのハードルが低く実行できるいくつかを選べばよいのです。多くても最初は1~3つ、1つでもよいのです。

その1つ1つに対して具体的に行動すれば、小さな成功体験を積む確率を高めることができ、皆さん自身の満足度を向上させるのです。更に、それが人の満足度を高める行動であれば…その先は想像できそうですね。

②合わない人の長所も見つけて自分のものにしてしまう

合わない人でも、生まれつきのテイカーや悪人でなければ、必ず良いところがあります。そんな合わない人からも、良い点だけをマネしてしまえば、それは皆さん自身ののもになり、これも人の満足度を高めてしまうのです。

3. おわりに

本記事では、仕事ができる人になるためには、他人のマネをすることが重要な理由について示した上で、マネをして仕事ができるようになるための具体的な行動について解説してきました。

大事なことは、仕事は人に満足していただけるサービスを提供してその対価としてお金をいただくものであり成功につながることを認識することです。そして、仕事の成功とマネには深い関係があるのです。

マネを実践する相手は、皆さんが合う人でも合わない人でも、長所を見つけて盗み自分のものにすることが重要であり、そのための具体的な行動として、実現できるハードルが低いことから行動していくことが効率的なのです。

本記事は、水野敬也さんの「夢をかなえるゾウ」シリーズの「夢をかなえるゾウ1(文響社)」の一部を引用して記事にしています。この書籍は、まだまだご紹介したい、仕事で活用できるエッセンスがてんこ盛りです。筆者からもとてもおすすめできる書籍なので、ご興味のある方は是非、ご一読いただければ嬉しいです。こてこての関西弁などクセはありますが、コンテンツがあまりにも良質で一度読んだらシリーズを全制覇したくなる方も多いのではないでしょうか。

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